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e-book (オーボー真悟の短詩集)を刊行しました、ご興味のある方は下記のアドレスhttp://www.tmn.idv.tw/download/oobooshingo-poem.pdf をタッチしてして下さい、無料でダウンロード出来ます。 (オーボー真悟) 下載次數: |
![]() ウエブマスター“老医”特別医学貢献奨個人奨受賞 (1999)-(国家生物技術及び医療保険委員会) |
寝息きく独りの世界夜長かな
(12-02-06)
死を恐れ名利求めて秋暮れる
(12-02-06)
温度九度桜の開く二月かな
(12-02-04)
ハビアンも道に迷うや冬の夜
(12-02-04)
裁判所オーナーは俺だ民主だぜ(川柳)
(12-02-03)
「ば」と聞けば濡れる女の弁士かな(川柳)
(12-02-03)
一瞬に掠め取らんも指凍え
(12-02-01)
冬の雨タイヤにつづく水の音
(12-02-01)
音のなく夜しんしんと冬の雨
(12-02-01)
虎老いて行き逢う者も見えぬ振り(無季)
(12-01-31)
玉手箱開けて空しく落ち葉掃く
(12-01-30)
踏み込んで確かに我が家冬の夜
(12-01-30)
気がつけば分かったような冬の夜
(12-01-30)
俳柳連作(これ民主)
裁判所俺がオーナーだこれ民主
清廉とはおれ次第だよこれ民主
悪の手を一手に握るこれ民主
事実とて夢と消えるよこれ民主
是非とはねおれ次第だよこれ民主
国益や世界警察是非の無く
さし伸ばすオリーブの枝血にまみれ
非業の死俳句の詠めず血の涙
民主の仮面被る独裁これ民主
お茶の子や判決なんておれ次第(12-01-29)
地下道に乳首ふくむ児大晦日
(12-01-29)
笑顔見る年末の宴ホームレス
(12-01-29)
滾る血よ怒号の波濤桜散る
(12-01-28)
顔しぼみ全てを失くす年の明け
(12-01-27)
(結社の古参)連作
嫌いだよ数えてやまぬ五七五
嫌いだよ数えてばかり五七五
嫌いだよ五七五ずくしの結社はねえ!
破調狩り詩情音痴の結社の精
詩がないや破調こだわる古参者
句の読めず詠む人けなす名は古参
厭きただよ読めないことを人のせい
破調狩り厭き厭きするや句会とは
読みできず詠む人のせい古参とは
破調狩り詩情音痴の古参かな
人により読みは違うを知らぬかな
句の読めず古参ぶるかな只古参
俳句とは詠み読み違う基本だぜ
俳句読む体験無くて読めなくて
裁判官体験無くて恐竜に(12-01-23)
こわごわと踏み外す橋故郷(くに)も無し
(12-01-15)
死恐れ鎖選んで蟻になる
(12-01-15)
旭昇らず海消えてただ空気
(12-01-15)
ホームレス宿る地下駅冬寒し
(12-01-11)
大晦日地下のガレージ暖かし
(12-01-11)
寒き夜地下駅ベンチ暖かし
(12-01-11)
大晦日おやこ(母子)抱き寝る地下の駅
(12-01-11)
二兄弟相抱きねむる冬寒し
(12-01-11)
大晦日瞼にホームホームレス
(12-01-11)
鼻つまり味蕾楽しむ臭豆腐
(12-01-11)
ガレージに膝抱き眠る冬寒し
(12-01-11)
風引いて味蕾楽しむ臭豆腐
(12-01-11)
鼻つまり味極上の臭豆腐
(12-01-11)
臭豆腐鼻をつまんで舌鼓
(12-01-09)
臭豆腐鼻をつまんで食いまくる
(12-01-09)
冬寒し茣蓙にくるまれ寝る地下道
(12-01-09)
茣蓙くるみごろ寝人混む大晦日
(12-01-09)
床の中動きたくない冬の朝
(12-01-09)
床の中起きそびれるや冬の朝
(12-01-09)
床の中もすこしいたい雪の朝
(12-01-09)
床の中ずっとしていたい冬の朝
(12-01-09)
大晦日地下のガレージごろ寝混む
(12-01-09)
世論沸き裁判官はモンスター
(11-12-27)
法律は解釈次第人による
(11-12-27)
三つの娘(こ)強姦ならず否(いや)言えず
(11-12-27)
正義なく虚偽卑劣のみ政治とは
(11-12-27)
デモクラシー選ぶ独裁民主かも
(11-12-16)
佐藤優海外で遇う国家の罠
(11-12-16)
独り泣く裸の赤子雪の中
(11-12-15)
台風夜明かずの夜や永久の夜
(11-12-15)
名利とか死ぬれば空虚塵と灰
(11-12-14)
人ゆえに名利にこびて永久を生く
(11-12-14)
年の暮メモ破られて消える我
(11-12-12)
新年や三匹子豚凱歌あげ
(11-12-12)
夕日落ち独り立つ野辺秋の暮れ
(11-12-12)
年の暮メモを破いて我消える
(11-12-12)
隙間風過去がひたひた帰り来る
(11-12-12)
清廉やワンマン政府の口癖よ
(11-12-03)
清廉や専制政府のスローガン
(11-12-03)
独りいる夕闇迫る大伽藍
(11-12-01)
湯豆腐や京の街角湯気が立つ
(11-11-25)
屈みおる銀杏落ち葉の掃きだまり
(11-11-25)
定年でうろつき回る穴惑い
(11-11-17)
夢追うて捨てた故郷穴惑い
(11-11-17)
隙間風過去が冷やりと帰り来る
(11-11-28)
夜寒し万籟眠り吾思惟す
(11-11-15)
ハビアンや極めて迷う悟りかも
(11-11-05)
天安門くぐる群集影二つ
(11-11-05)
数多なれ長江の船只二艘
(11-11-05)
万緑やお俳句御免若い者
(11-11-03)
字も眠るディスプレイ静か冬の夜
(11-11-03)
見つめいる字も眠るかな冬の夜
(11-11-03)
冬の夜見いるディスプレイ字も眠る
(11-11-03)
冬日差し雲に抱かれる青い山
(11-11-02)
砂嵐怯え生乞う暴君や
(11-10-25)
砂嵐暴君怯え命乞う
(11-10-25)
夜長なれ故郷(くに)を語るに明け易し
(11-10-10)
しとしとと雨垂れ近く夜長し
(11-10-0)
黄昏や紅葉鮮やか燃え尽きる
(11-10-05)
黄昏や紅葉真っ赤に燃え上がる
(11-10-05)
哲学す寝床でじっくり夜長し
(11-10-05)
独り身や妄想馳せて明く夜長
(11-10-05)
爽やかな比叡颪に胸決まる
(11-10-04)
松茸や心はやるが手の届かず
(11-10-01)
一人立つ山路の端の薄揺れ
(11-09-30)
秋暑し台風ニュース居直りて
(11-09-28)
夜明け前涼しく眠る残暑かな
(11-09-18)
闇のなか平家蛍と呼ばれたり
(11-09-06)
アゲハチョウもとはと問えば毛虫ぞよ
(11-09-06)
蛍火に魅かれて聞くはせせらぎよ
(11-09-06)
空蝉や縋る樹の皮剥げそうぞ
(11-09-05)
蝉時雨流す調べに過ぎし日を
(11-09-03)
虚無にして思惟す哲学また虚無よ
(11-09-01)
投票日幻セックス描くのも
(11-08-19)
二枚目の出馬の噂に女沸く
(11-08-19)
セクシーの当選確か人間や
(11-08-19)
夜更けてネットの虜明け易し
(11-08-19)
猛暑日や脳みそ煮えて硬くなり
(11-08-19)
新詩出て80年後の反駁や
(11-08-09)
病なく花鳥諷詠呻吟す
(11-08-09)
無限自由人の智慧帰する空白
(11-08-08)
原爆原発人の智慧無惨かな
(11-08-08)
HAIKU成り詩人の生のよみがえる
(11-08-08)
無限の自由に飛躍するアイデイア
(11-08-08)
五七五季語に知るのはHAIKUの無限
(11-08-08)
狂人わめく我わめく我もまた
(11-08-07)
奴隷根性さて誰かなと?
(11-08-07)
大自然食色性也デモクラシー
(11-08-07)
狂人の叫びに狂う億万人
(11-08-07)
夜静かネットの虜明け易し
(11-08-01)
汗だくに夕風まだか原発や
(11-08-01)
地の揺れて自信なくなるこの日頃
(11-08-01)
蝉時雨いつしか馳せる童の日
(11-08-01)
風鈴の音色涼しく思惟馳せる
(11-07-15)
今日も来る京の都や童の日
(11-07-21)
岩魚焼く炭火の煙流れ往く
(11-07-15)
帆立貝山なす殻の身の知らず
(11-07-19)
爆死鮎浮かぶ渓流音の無く
(11-07-15)
紙魚潜りくずれし文字に謎を解く
(11-07-12)
紙魚走る塹壕深しマジノ線
(11-07-12)
灼熱の官能消える水の中
(11-07-07)
言葉なく饒舌もない夫婦かな
(11-07-01)
かき氷涎流るも毒怖し
(11-06-28)
紙魚走り穴に潜りて字の消える
(11-06-28)
クールビズ足取り軽いサラリーマン
(11-06-24)
戦後派や津波原発バトル知る
(11-06-24)
蟻入りて寝耳の中のビッグバン
(11-06-19)
耳に蟻齧る鼓膜に人狂う
(11-06-19)
浮世人浮世に生きて浮かび行く
(11-06-02)
正義とは国益なれば皆正義
(11-06-02)
蟻祭り木の葉掲げて列作る
(11-06-02)
蟻地獄蠢く人の影ばかり
(11-06-02)
鮨握る指先さばき見とれ入る
(11-06-02)
鮨を食み盗み見するも見合い席
(11-06-02)
流れ星落ち行く先は忘却や
(11-05-18)
逆切れや蜜蜂集うケシの花
(11-04-28)
津波きて怪物目覚め永久の悪
(11-04-27)
津波きて怪物目覚め永久の悪
(11-04-27)
大津波高台遠く沖近し
(11-04-27)
高台へ教え子送り桜花散る
(11-04-27)
毒造り毒にあたりてことばなし
(11-04-21)
放射能姿隠して忍ぶ春
(11-04-21)
姿なき放射能来る遅き春
(11-04-21)
壁一面賞状虚ろ餓死手前
(11-04-20)
姿なき放射能来て逃げる人
(11-04-19)
原子力正体みせて人青くなる
(11-04-18)
雷鳴におびえるやくざ苦笑い
(11-04-18)
春の雪見えぬ輻射に人おびえ
(11-04-14)
原発や笑顔の陰に鷹の爪
(11-04-13)
地の揺れて津波襲うは罪無き子
(11-04-08)
大自然怒りて人の智慧果てる
(11-04-08)
立ち上がる人類けなげ空明ける
(11-03-28)
憐れみも悲しみも痕を残さず
(11-03-25)
大自然もみ消されゆくは人類
(11-03-19)
大自然神も仏も無い下世話
(11-03-18)
大自然津波で潰す人類の智慧
(11-03-12)
大津波罪無き山河に爪の痕
(11-03-11)
年明けてピンコロ願う歳となり
(11-01-02)
雪の上染まる血痕誰がため
(11-01-02)
大津波残す爪痕山河泣く
(11-03-11)
大津波驕る人類鞭を受く
(11-03-11)
大津波無差別仕打ち是非の無く
(11-03-11)
ネットにて落ち葉に探すトリュフを
(11-03-03)
享けり足り瀬戸内寂聴この生を
(11-03-01)
年老いて産声あげる一人旅
(11-02-28)
眼に余る聞き捨てならぬまだ若し
(11-02-28)
結婚で消え往くあの日竹馬とも
(11-02-27)
空(くう)問うに闇と光のハイブリッド
(11-02-27)
悪魔舌巻く人間の脳みそや
(11-02-26)
悪魔たじたじ人間の脳みそや
(11-02-26)
赤シャツに犇く広場銃の音
(11-02-27)
屍に踊る大統領デモクラシー
(11-02-26)
人間の脳みそ悪魔たじたじと
(11-02-26)
光る白髪無駄な時間は夜逃げする
(11-02-20)
病床の孤独の貴人その昔
(11-02-09)
公の船は過ぎ行き痕の無く
(11-02-08)
人の波花に浮かれて凍屍一躯
(11-02-07)
花一つ濁流の中消え去りぬ
(11-02-06)
悪魔ニコニコ仏の教え説いている
(11-02-06)
空(くう)とは闇と光のみ何も無い
(11-02-03)
季語定型俳句の粋/ 無季自由律HAIKUの粋/俳句HAIKU同じ枠の中
(11-01-28)
俳句日本の短詩/HAIKUグローバルの俳句/世界俳句地球の言葉の短詩
(11-01-28)
世界俳句/ホモサピエンスの短詩/カラフルな言葉
(11-01-28)
奴隷根性奴隷根性とわめく奴隷根性
(11-01-24)
権の杖土を舐めてぞ得ん長者
(11-01-20)
権力や土を舐めるも長者かな
(11-01-20)
愛あるや疑い挟む君の負け
(11-01-18)
民主選独裁選んで地獄入り
(11-01-14)
冬句会ヘルパー付いて車椅子
(11-01-11)
冬句会ヘルパー伴の高齢者
(11-01-11)
年明けてピンコロ願う歳となり
(11-01-02)
雪の上染まる血痕誰がため
(11-01-02)
許される極悪非道国益や
(11-01-02)
敵人や同志の昔ただ名残
(10-12-29)
同志倒してなるかしら人間や
(10-12-29)
満足よ自由なくとも生きうれば
(10-12-30)
正義とは建前だけよ人間や
(10-12-29)
民主の名借りる独裁人間や
(10-12-29)
民主とは権力のため人間や
(10-12-29)
雪解けに遊ぶ白犬泥まみれ
(10-12-27)
ぬかるみや踏みにじられし雪の痕
(10-12-27)
ぬかるみや落とした今朝の雪化粧
(10-12-27)
雪解けてぬかるみ今朝の銀世界
(10-12-21)
台風や灰色のビル墓石群
(10-12-21)
雪の玉押し転がして落とす谷
(10-12-21)
南国や雪を求めて山登る
(10-12-21)
峰に雪車列成す山の路
(10-12-21)
ウィキリークス暴く本音に無い正義
(10-12-11)
不景気でアインシュタインになりにけり
(10-12-10)
死ぬるとき秋空高く無一物
(10-12-04)
故郷や山川見えぬ黄金色
(10-11-28)
小春日や四十年の絵巻成る
(10-11-28)
図書番号(ISBN)四十年の帰り花
(10-11-27)
死んだ友生きている友去年今年?
(10-11-27)
四季狂い季語も狂いる去年今年
(10-11-21)
イズベン(ISBN)や句集四十年小春日に
(10-11-21)
四十年図書番号(ISBN)や帰り花
(10-11-21)
図書番号記す歩いた俳句路
(10-11-21)
去年今年四十年の絵巻成る
(10-11-20)
小春日に四十年の図書番号(ISBN)
(10-11-20)
小春日や正(せい)にどよめくインターネット
(10-11-20)
台風や灰色のビル墓石群
(10-11-20)
死んだ友生きている友人生は?
(10-11-11)
友来ると動けぬ我の悲しかも
(10-11-11)
友来ると聞き病床の我うれし
(10-11-11)
友くると聞き病床の我寂し
(10-11-11)
俳句詠む四季の狂いて季語迷う
(10-10-31)
今時や無縁社会よ独り住む
(10-10-30)
縁者無く話し相手も無いこの世
(10-10-30)
独り住む無縁社会に無い別れ
(10-10-30)
詠む俳句地球狂って季語の無く
(10-10-30)
リハビリに腰を牽かれる枯薄
(10-10-22)
リハビリに首を吊られる枯薄
(10-10-22)
ほざくなよ六十億の微々一人
(10-09-28)
終わり告げどんちゃん騒ぎ消える泡
(10-09-28)
リハビリに生を求める秋の暮れ
(10-09-24)
ハビアンや宗教極め迷いなく
(10-09-21)
仏教やすべては空虚てふ真理
(10-09-21)
キリスト教説く不合理信じ得ず
(10-09-21)
信ずれば助かるという無駄話
(10-09-21)
神様は条理に合わない札を出す
(10-09-21)
腹黒い人死すと聞き我空し
(10-09-20)
紙破り思い出破る我が命
(10-09-18)
竹林の呟き 老いの呟き 辞世の呟き
(10-09-10)
我が身をば己が呪う悲しさよ
(10-09-10)
タイワニーズ奴隷根性身について
(10-09-10)
己をば己が呪う寂しさよ
(10-09-10)
民主独裁有りえないだが事実
(10-09-10)
技(わざ)競う俳句匠(たくみ)の俳句作り
(10-09-08)
闇の侘び忍び滲むよ秋深し
(10-09-08)
滲みよる闇の静謐秋ふかし
(10-09-08)
忍び寄る晩秋の闇一人宿
(10-09-08)
猛暑日や買えぬエアコン死ぬる人
(10-08-18)
猛暑日やクーラー無くて逝く老人
(10-08-18)
読み違う詠まれた俳句余白あり
(10-06-05)
俳句詠む読みは余白でクロトンや
(10-08-15)
詠む俳句読みはさまざま余白あり
(10-08-15)
「詠み」一句「読む」は銀座の人通り
(10-08-15)
「詠み」一句「読む」はさまざま人により
(10-08-15)
売国奴山吹色の終戦日
(10/08/15)
売国奴幸いつかむ終戦日
(10/08/15)
終戦日破れた悲願台湾人
(10/08/15)
終戦日砕ける悲願消える国
(10/08/15)
国失くし悪夢始まる終戦日
(10/08/15)
老いふたりセルフサービス老人ホーム
(10/08/10)
忍び来る侘びのさざ波蝉時雨
(10/08/03)
滲み来る侘びのさざ波蝉時雨
(10/08/03)
襲い来る侘びの静けさ蝉時雨
(10/08/03)
寄せ来るは寂の津波や蝉時雨
(10/08/02)
人助け恩にきるかは人により
(10/08/02)
公に尽くしたことは恩ならず
(10/07/29)
定年で世間知らずの我を知り
(10/07/29)
定年で見える世間に鱗落ち
(10/07/29)
定年で周りよく見え鱗とれ
(10/07/28)
定年に我見つめてぞ目の開く
(10/07/29)
定年にはじめて知るか世間とは
(10/07/29)
狂いたか非情理なしの続く日々
(10/07/29)
足元にごきぶりまかり背に汗や
(10/07/29)
明かりつき慌てふためくごきぶりや
(10/07/29)
パットつく明かりにごきぶり戸惑いて
(10/07/28)
パットつく明かりごきぶり急つかれ
(10/07/29)
仙人の句見当たらず吟行かも
(10/07/29)
四字成句この世見つめる今仙人
(10/07/29)
現実は現実でなく現実かも
(10/07/29)
老荘の道尋ねるよ今仙人
(10/07/28)
歴史ある六千年で滅ぶ地球
(10/07/26)
記憶なく若き日の詩(うた)羽衣よ
(10/07/23)
盆栽いじり俳句師匠の十八番かな
(10/07/20)
詩情問う九死一生我ぞ知る
(10/07/19)
詩情問う詠むと読む人天国地獄(
(10/07/18)
死ねばいい悪の本尊手足みな台湾人 台湾人
(10/07/16)
我死ぬる我のすべては我ならず
(10/06/25)
時化のあと木の葉一枚浜の砂
(10/06/20)
あわよくばに縋りて死す者あまた
(10/06/19)
あわよくば我のみ死なずの神頼み
(10/06/19)
生きたいと縋り頼りて神生まる
(10/06/19)
時化狂い生き延びし舟浜に居り
(10/06/16)
我越えし道を眺めて雲の上
(10/06/16)
白無垢に香り誘うや玉蘭花
(10/06/15)
観念の飛躍つづるか俳句なる
(10/06/17)
父は逝く大海原を「学の船」
(10/06/17)
死なずして俳句を知るや喜の寿かな(
(10/06/15)
破り終わらぬ文献やむなし日々
(10/06/11)
囀りの皆美しく我に無く
(10/06/07)
客観写生履き違えられ虚子寂びし
(10/06/05)
「読み」違う詠むと読む人俳句かな
(10/06/05)
読み違う詠まれた俳句人により
(10/06/05)
絵が読めず伝統俳句遠くなり
(10/06/05)
瞬間の感動詠めば皆俳句
(10/06/05)
あれこれと言葉いじくる師匠かな
(10/06/05)
客観写生唯我独尊俳句去る
(10/06/05)
客観写生客観写生と嫌々ながら俳句詠む
(10/06/05)
俳句詠む俳句知らずか露時雨
(10/06/03)
土割れて滾る黒雲神頼み
(10/05/25)
土割れて神の声なり雷鳴は
(10/05/25)
時変わり風向きつかむ日和見屋
(10/05/23)
国変わりさだめにまごつく律義者
(10/05/23)
時変わり前人を非に学位とる
(10/05/23)
前人を非に仕立てあげなる教授
(10/05/23)
父は逝く静かなる海学(がく)の船
(10/05/18)
詩を知らず詩を作るとて山に入る
(10-05-18)
母の言葉で詠もう皆のHAIKU
(10/05/15)
母の言葉で詠もうよ皆の俳句
(10/05/15)
母の言葉で詠もう世界のHAIKU
(10/05/15)
母の言葉で詠もう世界の俳句
(10/05/15)
蟹歩き階段下りる老い一人
(10-05-07)
国あって国で無いてふ国のあり
(10/04/05)(20~21世紀の地球の孤児)
桜散り哲人独りゆく疎水 (哲学の道)
(10/04/02)
鳥一羽青に一点春の空
(10/04/02)
鶯も飛び交うエコの街になり
(10/04/02)
春雷の大喝一声夢うつつ
(10/04/02)
春眠の肌撫でくれる風やさし
(10/04/02)
春眠に目覚めて知るか国のなく
(10/03/08)
ものの芽や犬も子供もはしゃぎ居り
(10/03/08)
山桜緋色のテントあちこちに
(10/03/08)
春雷や模糊たる思惟に一撃を
(10/03/08)
春雷に野原万物お目覚めや
(10/03/08)
ものの芽に道行く人の足軽く
(10/03/08)
蝌蚪一匹もがく水溜り
(10/03/08)
どす黒い空二0一0旧正月(10/02/15)
賀状来ず落花一輪木の根元(10/02/15)
梅桜並び咲くことなかりしに(10/02/15)
途切れ聞く爆竹遠く炭火焚く
(炭火を焚いて自殺を図る人の多い2010 正月)
(10/02/15)
腰立たず増えた白髪に雪の降る (10/01/08)
老いの身のやつるはテレビ除夜の鐘(10/01/08)
大根卸しやっと有り付いた日本味(10/01/08)
故郷(くに)売って名利両得木枯しよ(10/01/08)
羽子板や強く抱きしめ泣く娘(10/01/08)
初電話近く聞こえる彼の声(10/01/08)
今年また減りゆく賀状友の顔(10/01/08)
認知症ほんまの笑顔や新年会(10/01/08)
忘年会忘れていた唄童の日(10/01/08)
数え日や増えた見聞会得せず
(10/01/08)
木枯しの海を跨いで故郷(くに)荒〔すさ〕ぶ
(10/01/08)
おでん食む入れ歯ゆるんで歳を知る(10/01/08)
見下ろせば虹ノ松原冬霞(唐津鏡山) (10/01/08)
除夜の鐘過ぎしを語り未知へ去る (10/01/08)
待ちわびし大根卸し今朝和食(10/01/08)
朝寒やリストラ今日は何処へ行く (09/12/05)
山肌にお揃い衣裳の七竈 (09/12/05)
秋空や雲駆け抜ける空の青(09/12/05)
仰向いて雲駆け抜ける青い秋(09/09/15)
七竈お揃い衣裳で山変える(09/09/15)
赤とんぼ教えてくれよ如何せん(09/09/15)
墓参り香るは側(はた)の金木犀(09/09/15)
リストラのわが手抜け行く赤蜻蛉 (09/10/15)
秋空の雲掴もうと手の伸びる (09/10/15)
銀杏散る帰宅の道に影長し(09/10/15)
闇空に吼える声あり明日台風 (09/10/15)
白鷺や一羽とぼとぼ町外れ(09/10/15)
自棄ビール酔いつぶれぬも胃の脹れて(09/09/15)
瞑想にアイスクリームの溶けゆきる(09/09/15)
ビール舐め尾を振る子犬目ぱちくり(09/09/15)
かき氷すっごく高く積んでくれ(09/09/15)
かき氷赤黄緑の地図えがく(09/09/15)
頸硬く我に返りてうたた寝や(09/08/14)
土砂降りや舗装道這ふ蚯蚓かな(09/08/14)
雨止まず宿無し蚯蚓道を往く(09/08/14)
大雨やねぐら追われし蚯蚓あり(09/08/14)
闇の中頬にそよ風蚯蚓鳴く(09/06/14)
蚯蚓鳴くけらの仕業か人が言ふ(09/08/14)
ひんやりと顔撫でる風夏の朝(09/07/13)
夕立に青竹青くもと青く(09/07/13)
風鈴や待ち草臥れる南風(09/07/13)
テーブルに荔枝来る人待ち侘びて(09/07/13)
梅雨季節ダム底見えて水憂う(09/06/14)
WHA逆切れするか売国奴(09/06/14)(World Health Assembly,WHA)
逆切れも名利の為やWHA(09/06/14)
街の中蛍火二つ溝のわき(09/06/14)
空梅雨やダム底見えて顔曇る(09/06/14)
蛍火を河原に探す街の子ら(09/06/14)
街の溝蛍火二つ戯れて(09/06/14)
汗だくや見え隠れするわが棲家(09/06/14)
シャボン玉何処へ消えゆく淡い恋(09/05/09)
春の風邪家に居座り焦るのみ(09/05/09)
春の風邪叶わぬ恋の言い訳に(09/05/09)
シャボン玉ポット弾ける淡い恋(09/05/09)
シャボン玉淡い恋い乗せ離れ行く(09/05/09)
雨降れど賑わう墓苑清明節(09/04/14)
花束が競う墓苑や清明節(09/04/14)
清明節故人への思い又新た(09/04/14)
せんだん草スカートの裾の種キモイ(09/04/14)
傘の色とりどりの墓苑清明節(09/04/14)
水紋を着けて土魠サワラの王(09/03/06)
鮟鱇を知らぬグルメの法螺話(09/03/06)
見目は見目舌とける美味鮟鱇や(09/03/06)
グロテスク鮟鱇の味舌とける(09/03/06)
睦まじき老老介護去年今年(09/02/03)
痛ましや認認介護去年今年(09/02/03)
若き日の老いの日知らぬ去年今年(09/02/03)
青緑頭並べるキャベツ畑(09/02/03)
キャベツ巻きでんと居座るおでん鍋(09/02/03)
数え日にはたき持つ手も老いたるか(08/12/28)
市蟹や手足縛られ目に無念(09/01/10)
去年今年金融津波に呑みこまれ(09/01/10)
元旦や金融津波の居座りて(09/01/10)
後期高齢矢鱈肌刺す隙間風(09/01/10)
老いたれば聞くもテレビの除夜の鐘(09/01/10)
数え日や姥捨て山に又一歩(08/12/29)
数え日に悲喜交々の老い耄れや(08/12/29)
ノーベル賞何の事やとホームレス(08/12/25)
ノーベル賞天安門をくぐり行く(08/12/25)
ノーベル賞大河往く舟只二艘(08/12/25)
(揚子江を行き来する舟、空の星のごとく多くとも、詰まる所はただ二隻、名利[名と利]を追う、即ち人間の原始欲二つに帰するのみ。此れは台湾、中国に伝わる物語で、清の乾隆皇帝が江南を巡視した時、揚子江を行き来する多くの船を見て、金山寺の禅師に舟の数を問うた時の禅師の答えでした。ノーベル賞もこの枠を抜け出せない喩えを詠んだ句です。別に乾隆皇帝が天安門に上って門の下を通る数多の人はどれだけかと大臣に問うたとき、大臣の答えも又同じであった-名利の二字に尽きると云う昔話があります。)
肌を刺す大屯颪冬の足(08/11/09)
紅葉尽き北山杉の迫りくる(08/11/05)
名月や集う孫らは夢の中(08/09/04)
秋出水街ゆくボートに望みかけ(08/09/12)
民百姓悔いるも遅し秋出水(08/09/11)
秋出水ビル激流に横たわり(08/09/12)
雨上がり潜む蝉あり声何処(08/08/03)
蝉時雨黐竿知らぬ町童(08/08/05)
昼寝覚め我に返りて頸硬し(08/08/05)
皿一盛り色香が誘う軟殻蝦(08/08/09)
ガラス窓割れる割れるか台風夜(08/09/03)
蝉時雨耳に涼しい雨上がり(08/09/05)
高山に思わぬ音色ホーホケキョ(08/09/11)
大晦日鍋をはさむは老い二人(08/01/05)
除夜の鐘テレビで聞くも又風情(08/01/05)
山霧に握るハンドル重くなり(08/03/04)
霧深く万物失せて我も無し(08/03/04)
深霧に万物の失せ我も無し(08/03/04)
霧薄れひょっこり浮かぶ艶姿(08/03/06)
霧去りてすっきり浮かぶ野良景色
(08/04/08)
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